副会長挨拶
「 "考える時間"を楽しもう 」
姫路発明研究会
副会長 丸山 朝男
仕事を卒業し自由な時間が増えすぎて、何をしたら良いか思いつかず、昼寝やテレビ鑑賞等々が増えてはいませんか?
姫路発明研究会は1回/月の開催ですが、世の中の為になるであろうアイデアを発表して頂いています。このアイデアは自分の身の回りにある"困り事"を改善するためのものとなります。アイデアを考えるには、各自今までの各種経験・知識を生かしたり、インターネット等でいろいろな情報を集めたり等々たくさんの時間を楽しむことができるでしょう。又、そのアイデアを特許申請等することも可能でしょう。「困り事を見つけ、対策アイデアを考える」で、有り余っている時間を使い、楽しんでいきませんか。
「 姫路発明研究会の会員増強と、楽しく
有意義な会にするために皆様ご協力下さい。 」
姫路発明研究会
副会長 前田 稔之
[姫路発明研究会を楽しく有意義な会にするため、アイデアや方法がありましたら教えて下さい。](1)2028年予定の、姫路発明研究会60周年を姫路科学館で企画が可能か調べたい。
(2)会員増強=60代、50代、40代、それ以下の世代の会員を募集する方法を考える。
※SNSやネット、フリーペーパーなど無料に近い広告や、ジモティーなど無料広告掲示板なども検討する。
(3)(2)の会員増強を、会員の方に声がけをお願いし発明研究会の役割分担もお願いする。
※実行可能な内容から、試みたいと思います。
「 副会長挨拶 」
姫路発明研究会
副会長 中井 稔
新型コロナの流行も終わり、閉塞社会から解放され、やれやれと思っていたら、外に出れば地域には子供がいない、周りは高齢者ばかりと少子高齢社会を実感する時代になり御近所で暮らしていても挨拶もままならない、昔からの隣人が減り、いわゆる井戸端会議が無くなるなど、つながりが少なくなって来ています。
このような社会の中、姫路発明研究会会員は発明を通じて知り合った仲間達がアイデアを発表したり、講演を聞いたり、施設見学したり、懇親会を開いたりして人とのつながりを大切にしています。
今年は、大阪万博2025が『いのち輝く未来社会のデザイン』をテーマに開催されるなど新しい取り組みも始動し始めています。
発明に興味がある、試作品を作成した、特許を取りたい等、共通の考えをお持ちの皆様の参加を会員一同心からお待ちしています。
「 発明の功と罪 」
姫路発明研究会
副会長 北川 功
発明一素晴らしい言葉です。今現在、自身の生活圏を見回してみると周囲は発明品だらけです。その発明品のおかげで高度な現在社会がなり立っているのも周知の事実です。
しかし、我々現代人が考えなければならないことは【発明は必要の母】と言われますが、本当に必要なものだけが発明されたのか、ということです。
有名なものではオッペンハイマーの原子爆弾。当時は絶対【必要】という考えで発明されたのですが、この発明によって後世にどのような悪影響を及ぼすかは想像もつきません。
見方を変えると延命治療用の医療器具。わずか100年くらい前は盲腸を発症しただけでも苦しんで死んでいくという時代でしたが、今は、医療器具と技術の発達によって、ほとんどの方がその良い方の恩恵を受けています。しかしその裏で天寿を全うせずに延命治療だけを施されている方がいるのも事実です。新しい発明の裏で、廃プラスチック、化学薬品、フロンガスによるオゾン層の破壊、等により地球の環境が破壊され、発明のおかげで人類に悪影響が及んでいるのも事実です。最近この発明の功と罪について考えることが多くなったのは、毎日世界のニュースで戦争の映像を見るからかもしれません。殺人兵器も全て発明品の塊です。古くはダイナマイトを発明したノーベルが自分の発明を悔いてノーベル賞を作ったという話もあります。
これからの世の中は想像もつかない発明物が必ず出てきます。物理的なものだけでなくIT技術の発達で、人間の叡智が損なわれ、人間の存在の根幹に関わるようなものまで出てくるかもしれません。そのため人間の生活環境は現在より遥かに高度なものになるでしょうがその裏で人類に必要であるべき発明が、人類の尊厳の一部を蝕んでいくのも事実ではないでしょうか。今後の発明は前を向くだけでなく、振り返ることも必要であるという時代が来たのではないでしょうか。