姫路の発明好きが集まる 姫路発明研究会です

副会長・顧問挨拶

副会長・顧問挨拶

「ファストアイデア25」
著者:秋山 具義氏

品岡日出男副会長
姫路発明研究会
副会長 品岡 日出男

私が姫路発明研究会のアイデア発表状況について、年度別の統計をとるようになってから6年が経ちました。平成28年度は、毎月の参加者数が約30人で、年間発表件数が80件であり、毎月約7件の発表がありました。

会員の大部分が高齢者であるため、アイデアも身の回り品が多い傾向にありますが、5~6名の会員は、各自の得意分野、例えば日用品、電気、建築などに特化したアイデアを継続的に発表されています。

では、誰もが、アイデアを多く生み出す秘訣はあるのでしょうか。

このヒントとなるのが今回紹介する「ファストアイデア25」という本です。アートディレクターである著者の説明によりますと「ファスト」とはファストフードやファストファッションと同様の使い方で、アイデアの種をスポンジに吸収して搾り出すのではなく、アイデアの種を受け取ったら、鏡が反射するようにアイデアを瞬時に出していけるようにするものです。

この本を参考として、皆様が直ぐに実践できる幾つかの手法を紹介します。



1. 「どうして?習慣」は「アイデア習慣」の準備作業

幼児はものすごく好奇心が旺盛で、何でも疑問に思ってしまうので質問しまくり、周囲を困らせます。普通の大人なら答えを導き出さなければ気持ちが悪いでしょう。しかし、最初はあわてずに「どうして?体質」になることだけに集中します。

しかし、思うだけではどんどん忘れていきますので、その疑問を毎日、全て「メモ」にしましょう。メモした内容は、すぐ忘れても問題ありません。

2. 一週間に一度、アイデア出しの時間を作ろう

一週間分のメモを分類・整理して、取り組むべきテーマを絞り込み、そのテーマの具体的アイデアを考えましょう。最初は良いアイデアが浮かばなくても、毎週必ず続けることにより、段々とピントが合ってきます。そして、そのアイデアを具現化してみましょう。

3. アイデアのプレゼン

姫路発明日曜学校は毎月1回開催されていますので、1ヶ月間の研究成果を積極的に発表しましょう。そのプレゼンには、発表者が「これしかない!」と思うものを作りましょう。貴方のプレゼンに対する参加者の反応が、より完成度の高いものとなります。

会員皆様方の、想像力向上に期待しております。




「深掘りのすゝめ」

吉田陽一副会長
姫路発明研究会
副会長 吉田 陽一

平成28年度も「ものづくりA to Zパート6」として製造現場の動画をクイズ形式で紹介しました。また、ものづくりの祭典「MakerFaireTokyo 2016」の様子も画像や動画で疑似体験していただきました。これらの講演準備はどんな製造現場をどのようなクイズにして紹介しようかと…いつも頭を悩ませています。

しかしながら、そのような作業をとおして製造装置や製造方法、出展された装置の裏側に潜む様々な技術についてより深く考え学ぶことになります。

たとえば紹介した「ばね」をより深く知ろうとすると、ばねの規格、ばねの種類、設計、用途例、熱処理、硬さ試験、組織観察、表面処理、引張圧縮疲労試験、ばね製造装置、IoT、材料(鋼種、非金属)、伸線技術、原料、製鋼技術、分析装置、最新技術情報…等々多岐にわたる知識が必要です。より深く掘り進んで行くためには、より技術の範囲を広げていく必要がでてきます。

凹凸が逆転した話しになりますが、私は技術レベルとその裏に潜む個々の技術の量の関係をよく砂山にたとえて考えます。砂の山を高くしようとすると、おのずとその底面は大きくなります。日々、砂山の底面をより広くするための情報収集が必要だと思い行動しています。

今年度の「ものづくリA to Zパート7」ではテーマを絞り、深掘りした内容にしたいと思います。

最後に深掘りするために大変刺激を与えてくれるイベントを紹介しておきます。
 
●「第25回SPring-8/SACRA施設公開」
  テーマ「Meet the Scientists ~科学と遊ぼう!~」
  日時:平成29年4月30日(日)9:30~16:30(15:30受付終了)
  予約不要・入場無料
  会場:兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1
     理化学研究所 放射光科学総合研究センター
  URL:http://rsc.riken.jp/openhouse2017/

 ●大阪大学 春の大学祭「いちょう祭」
  普段見ることが出来ない研究施設が公開されます。
  日時:平成29年4月30日(日)、5月1日(月)
  会場:大阪大学豊中キャンパス

 ●「Maker Faire Tokyo 2017」
  必見!見学して最新最先端のものづくりに触れてみて下さい。
  日時:平成29年8月5日(土)12:00~19:00、6日(日)10:00~18:00
  会場:東京ビッグサイト
  URL:http://makezine.jp/blog/2017/01/mft2017_announce.html




「ドイツ製と日本製は、信頼性と品質がなぜ高いのか」

駒田秀文副会長
姫路発明研究会
副会長 駒田 秀文



ドイツ人としては、ドイツの製品は市場に出る前に、完璧主義者のドイツ人が実施する製品検査をパスしなきゃいけないから。ドイツに住んでないと実感ないかもしれないが、他国の製品は本当に良い物じゃないと外国市場では生き残れない。さらにドイツ国内でレベルの低い製品でも、他の国ではそう思われないという場合もある。

Kaizen:いわゆる「改善」のこと。カイゼンと表記すると、おもに製造業の生産現場で行われている作業の見直し活動のことを指す。主に労働者側から出る要望や見直しでトヨタ自動車のKaizenは有名。

高コストの製品を作るということは、国際市場で低価格低品質のモノで競争しないということになる。言い換えるならドイツ企業が粗悪で安っぽい自動車を作り出しても、インドも同じような粗悪な自動車をさらに安い値段で作れてしまう。高いクォリティーとエンジニアリングこそ国際的な自動車市場で成功する唯一の方法だ。

ドイツとアメリカの製造部門で働いたことがある人は、技術的に大きな差があるとは思わない、最大の違いは労働者にあると思う。ドイツだと、下級労働者でも正式に採用される前に2年間下積みをする必要がある。この辺が、特に製造業だと大きな差になってくる。

日本とドイツに住んだことがある人は、文化が関係しているという。ドイツはヨーロッパにおける日本のようだと感じた完璧主義、品質基準が高い、労働倫理が強く、職人に価値を見出している。

日本人やドイツ人が何かに打ち込んだら中途半端なものは出来ない。「ISO」という世界レベルの水準よりもさらに厳格な「DIN」という規格があるからドイツで作られた製品はどんな製品よりも厳しい品質検査をクリアしていることになる。

製造過程のなかで多くの品質管理体制が揃っている。政府がそういう高い水準を設けているってこともあり品質が維持できる。

http://redd.it/2umvsw より )

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